AD9850DDSモジュール(いわゆる中華DDS)を使用した簡易SG(信号発生器)を製作しました。
内部の様子です。(5Vレギュレータ7805は、けっこう発熱しますので、シャーシに固定して放熱しています。)
AD9850DDSは、PIC16F88で制御しています。
STEPボタン(プッシュボタン)を押すたびにSTEP周波数が1MHz→100KHz→10KHz→1KHz→100Hz→10Hz→1MHzと循環します。周波数のUP/DOWNはロータリーエンコーダで行います。
回路図です。
AD9850DDSの出力を広帯域アンプLM7171で増幅しています。出力は、1MHzで約9.17dBm(8.3mW)です。
出力の周波数特性です。OUT1は、AD9850DDSモジュールの出力で、OUT2は、LM7171の出力です。
低い方は、100Hzまでほぼフラットで、それより低い周波数では出力が下がります。
このSGを出力ボリュームを最小にしてIC-756PROに接続すると50MHzまでSメータが9+5dB振ります。
従ってこのSGは、約50MHzまで使えると思います。
先日作成したQRPパワーメーPO-10jrと共に使用して、無線機などの実験、調整などに使用したいと考えています。
なお、PICのプログラム(アセンブラ)とHEXファイルは、JH7UBC HPに掲載しました。