Arduino Di5351A 7MHz VFOの実験を進めるのにあたり、簡単な筐体にセットしてみました。
うまくいけば、無線機にと考えていますので、もう顔つきは無線機です。Hi
パネルの裏面です。部品の取り付けの様子がわかります。
スペアナを持っていないので、無線機でSi5351Aの信号を見てみました。
CLK0の出力を1KΩのボリュームに入れ、ボリューム最小の位置で信号を無線機IC-756PROのアンテナ端子に入力しました。
CWモードで受信するとSメータは、9+20dまで振りました。
周波数のずれは、あまり感じられません。
第2高調波14MHzを見ます。
あれ、小さな音は聞こえますが、Sメータはほとんど振れません。
第3高調波21MHzを見ます。
本家の信号とほとんど変わらない強度で9+18dB程度でしょうか。
第3高調波28MHzを見ます。
これは、ほとんどSメータが振れません。この上の周波数も同様に偶数の高調波は、ほとんどなく、奇数の高調波は、大きくSメータが振れます。
もうわかりましたね。Si5351Aの出力は、矩形波です。この場合奇数倍の高調波が強く発生します。
ですから、この信号を送信機に使う場合は、LPFを通して高調波を減少させなければなりません。
受信機に使う場合は、どうでしょう。これから実験します。
なお、Si53551Aの出力は、CLK0で、レジスタ16を8mAにセットした場合、13.6dBm=22.9mW の出力が出ます。
けっこうパワフルです。
VFOモジュールには、5Vを供給し、消費電流は40mAでした。