Amazonから、STM32F103C8t6ボードを購入しました。いわゆるBlue Pillというものです。
発注から10日で、中国から届きました。
中華サイトから購入すれば、$2ほどのようですが、Amazonでは、倍以上の560円でした。でも、送料無料ですから、こんなものでしょうか。
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Arduinoに比べ、メモリの容量が大きく、(フラッシュメモリ64KBとなっていますが、128MBまで使えるようです)
速度は、Arduinoの約3倍(クロック72MHz)です。
開発には、Arduino IDEが使えることもあり、昨年あたりから、アマチュア無線家の中で人気が高まり、盛んに使われるようになりました。
しかし、USB接続でArduinoと同じようにArduino IDEで使用するためには、STMduinoブートローダーを書き込まなければなりません。
ただ、このボード(Blue Pill)では、USBのD+のプルアップ抵抗が間違った値で実装されていることが知られています。R10の103 (10kΩ)です。今回購入したボードにもR10は、103がついています。
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このため、USBが正常に動作しないこともあるようです。正しい値は、152 (1.5kΩ)で、うまくUSBが動作しない場合は交換する必要があります。
メーリングリスト仲間のJA2GQPさんの情報ですと、STMduinoブートローダーをセットしなくとも、stmm32ボード内臓のローダーを利用し、USBシリアル変換を使って、プログラムを書き込むことができるとのことです。
USBシリアル変換に秋月のFT232RLモジュールを使って、書き込み実験をしてみます。
と言うことで、USBからのプログラミングをしませんので、抵抗は交換しません。
今回、新たにSTM32duinoという書庫を作り、stm32関係の記事をそこに置くことにします。