Simple-cieverと送信機と組み合わせて、トランシーバー化していきます。
送信部はQCXの送信部をコピーして、BS170×3 E級増幅で出力5Wを目指します。
送信部は、Si5351Aで発生させた7MHzの信号を使いますので、非常にシンプルな構成になります。
これまで製作した7MHz用アカギスタンダードとArduino Si5351A 7MHz CW トランシーバーは、サイドトーン回路を持たず、送信信号をモニタしてサイドトーン代わりにしていましたが、今回はサイドトーンを独自に発生させようと思います。
Arduino(STM32duino)では、toneという関数があり、Haedware Timer割り込みによるPWM出力ですから、他の仕事をさせていても、tone信号は途切れません。これを使って送信時のサイドトーンを出します。
ただ、このtone信号は、矩形波ですので、音が良くありません。そこで、簡単なLPFを入れて波形を修正します。
受信部の信号とサイドトーンをこれも簡単なミキサーで合成して、オーディオアンプに接続します。次のようなカロで実験しました。
オペアンプ出力時のサイドトーンの波形です。
きれいな正弦波とはなりませんが、矩形波よりはましな音がします。
実験用のSimple-civerです。だいぶごちゃごちゃしてきました。
今後、送信部の実験と送受信切り替え回路の実験を行い、トランシーバーに仕上げます。
ケースはYM-250かな・・