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秋月電子のスピーカーのボックスを作る

 以前に購入した秋月電子の2個500円のスピーカー(8cmΦ8Ω10W)をボックスに入れました。目的は無線機用のスピーカーとして使うことです。(現在では扱っていないようです)

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 ボックスの材料は、なるべく安く仕上げるためにダイソーから調達しました。

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バッフルと裏蓋用に100×100×6mmのMDF材(6枚組100円)値段はいずれも税抜き
側板用に400×120×9mmの板材3枚 (300円)
9×9×90mmの角材(2本組100円)
つや消し黒の水性塗料(100円)

他に、塗料を塗るハケ、組み立て用のくぎや木ねじ、接着用のボンド、スピーカーケーブル、ミニピン、グラスウールなどが必要ですが、手持ちのものを使いました。

まず、スピーカーを取り付けるバッフル板の加工です。MDF材に糸鋸で直径77mmの円形の穴をあけます。スピーカー取り付け用の穴もあけておきます。裏蓋には、コードを通す穴をあけます。
糸鋸もダイソーで調達しようと思ったのですが、もう商品としては、扱っていないとのことでした。これはカインズホームから購入しました。

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側板となる部分を板材からカットします。MDF材と木材のの大きさからボックスの大きさは118×118×120mmとなります。また、バッフルと裏蓋を固定する内部のさん用に角材から100mm長8本、82mm長8本を切り出します。

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ボックスの側板をくぎとボンドを使って組み立てます。くぎは、揖保乃糸の箱を分解したときにとりだしたものを使いました。

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つや消し黒の水性塗料を塗ります。(2度塗りをします)塗料1本で十分塗ることができました。
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3mmの皿ビスでスピーカーをバッフル板に取り付け、ボックスにボンドで接着します。(この時点でコードは接続してあります)

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密閉箱としますので、内部に音の反射を防ぐグラスウールを入れます。
実は、このグラスウールは、買えば結構高いので、屋根裏から必要量だけ調達しました。

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裏蓋を取り付け、木ねじで固定し、ミニピンを取り付けます。ボックスは、キューブ状ですからどこが上になっても良いのですが、無線機用に使いますので、ゴム足を取り付けました。

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でき上がりです。けっこう様になっています。さて、音はどうでしょう。

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視聴には、これも自作のLM380非革命アンプを使いました。音源はパソコンにCDをセットして使いました。
使ったCDは、オスカーピーターソン・トリオの「ウイ・ゲット・リクエスト」(アナログ時代から視聴に使われる名盤です。ただ、アナログレコードの方が音が良かったと思います)

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スピーカーは、エージングをしていませんので、やや硬めの音ですが、素直な音です。小さい密閉箱ですから、当然低音は、出ません。でも中・高音はきれいです。とても1個250円のスピーカーとは思えません。

ボリュームを上げていくと、低域もそれなりに聞こえてきます。これなら卓上オーディオ装置のスピーカーとしても使えそうです。無線機用としては十分です。

ボーカルのCDやYOUTUBEなどの音源を聞いても、それなりに普通に聞こえます。無線機で使う前にBGM用に使ってみようと思います。


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