秋月電子からI2C接続のLCD AQM0802Aを購入しました。今回は、ピッチ変換キットを購入しました。(600円、AQM0802A単体なら320円)
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変換基板には、AQM0802Aを動作させるためのプルアップ抵抗やコンデンサが実装されています。
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まず、基板にLCDモジュールと細ピンヘッダをハンダ付けします。
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LCDモジュールのピンは、ハーフピッチで、うまくハンダ付けできるかと心配したのですが、何とかうまくできました。
最初、小さなハンダこてでトライしたのですが、隣同士がくっついてしまう、いわゆるブリッジ状態になってしまいました。
ハンダ吸い取り線を使おうかとも思いましたが、少し大きめにハンダこて(60W)を使って、ピンとピンの間をハンダを再度溶かすようにして動かすと、ハンダがピンの方にまとまり、ブリッジが解消されました。
ハンダはある程度温度を上げると表面張力により丸くなろうとします。その性質を使えば良いようです。
次に細ピンヘッダをハンダ付けして出来上がりです。
ArduinoとAQM0802Aとの接続は次のようにします。
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ブレッドボードを使って配線しました。
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I2Cを使うには、Wire.hライブラリをincludeする必要があります。更に、I2C接続のLCD用のライブラリが必要です。
これについては、GitHubにLiquidCrystal_I2C.hというライブラリが公開されていますので、サンプルスケッチで試してみましたが、うまく表示しませんでした。コントラストを設定するコマンドがないからかも知れません。
そこで、「オレ工房」さんが公開しているI2C液晶のArduinoライブラリST7032をダウンロードして、使わせていただきました。(オレ工房さん ありがとうございます。)
サンプルの「Hello World」のスケッチです。
コントラストの設定値は、30前後が見やすいようです。
実際の表示を見ると、1行8文字ですから、「hello, w」までした表示出来ません。
2行目は表示開始からの秒数です。
なお、詳細は「オレ工房」さんの該当ページを見てください。
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AQM0802Aには、ST7032iというI2Cコントローラが使われています。ST7032.hは、このコントローラ用ですから、スレーブアドレスを省略することができます。
ちなみに、ST7032iを使ったI2C用LCDのアドレスは、0x3E(R/Wビットを加えると0x7C)です。