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Si5351A 7MHz ダイレクトコンバージョン受信機の実験

 組みあがった、あちゃんでいいの+Si5351A 7MHz VFOを使った7MHz ダイレクトコンバージョン受信機の実験をしました。

 以前に製作したTA7358Pを使った7MHzダイレクトコンバージョン受信機を分解し、TA7358PユニットとLM386アンプユニットを利用しました。

 TA7358PのOSCにSi5351A VFO(記事はこちら)の出力を直接入れました。

 回路図です。

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イメージ 1

配線の様子です。

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イメージ 2

 まず、自作のAD9850 SGの出力を最小にして(普通の受信機でS9です)アンテナ端子に加え、信号が受信できることを確認しました。

 Si5351Aの出力が矩形波せいか、ピーというビート音にサーというノイズが入ります。この辺は、LPFを入れたりして今後実験します。

 Si5351Aの出力を8mA(約23mW)、4mA(約6mW)、2mA(約1.6mW)と変えてみましたが、ビート音はあまり変わりませんでした。

 そこで、出力を4mAにして、実際にアンテナに接続してみました。

 今日は土曜日ということもあり、CW、SSBともたいへんにぎやかです。

 ダイヤルを回していくとCWが受信できます。ダイレクトコンバージョンですので、VFOの周波数の上下で受信できますので、低い音から高い音まで様々な信号が聞こえます。

 さらに上に周波数を移すとSSB信号が聞こえてきます。矩形波のままTA7358Pに加えましたが、ちゃんと聞こえます。

 CWmSSBとも感度は高くありませんが、それなりに聞こえます。

 ただ、このままでは、交信するのには苦労しそうです。平日の日中のバンドがすいている時なら交信可能かも。

 今後、ダイオードミキサーやアナロググスイッチ74HC4066を使ったミキサーなどの実験をしてみたいと思います。

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