新たに7MHz CW トランシーバーを製作しようと思い、少しずつ製作とテストを行っています。
心臓部のVFOユニットは、STM32duino Si5351A VFOで、既に基本形ができました。こちら。
、受信部は、B6QW局のSimple-cieverをベースにしたもの考えています。
Simple-ciecerの特徴は、FETのカスコードアンプ高周波アンプと7MHzのバンドパスフィルター(BPF)です。
今回は、7MHzのBPFの特性を測定してみました。
回路です。7MHzの共振回路を7pFで結合した形をしています。
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コイルの自己インダクタンスは、2.3uHと表示されています。トロイダルコアT50-2の場合、22回巻きになります。
実際にT50-2に0.2mmUEWを巻いてみると21回巻きで、2.4uHになりましたので、21回巻きにしました。
3.5cm×4cmの基板にBPFを組んでみました。
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INに自作SGから7MHz前後の信号を0dBmで加え、OUTにQRPパワーメータを接続して、特性を測定しました。
損失は、7MHzのアマチュアバンド内で、2~3dB程度です。
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低い方の周波数は、けっこう切れますが、高い方は、だらだらと下がっていきます。ある程度の効果は期待できると思います。
強力な短波放送等に対して、どの程度効果があるのかは、受信機が完成してから評価してみます。