今製作中の7MHz CW トランシーバに使おうと思い、光学式ロータリーエンコーダを購入しました。
日本電産コパルのRES20D50-201-1です。
直径2cmと小さいものですが、非常にスムーズに回しやすく、無線機やゲーム機に使われている定番の光学式ロータリーエンコーダです。
メーカーのカタログによれば、仕様は次のとおりです。
電源電圧 DC5V
電源電流 最大50mA
出力波形 矩形波
出力相 A,B
分解能 50 P/R
A,B位相差 90°±45°
最大応答周波数 200Hz
出力信号 1(High) +4.5V minimum
0(Low) -0.5V maxmum
光源 LED
赤、緑、白、黒の4本のリード線が出ていますが、これについては、説明がありません。
Web上で、調べてみても、ゲーム機に使用した例はあるものの、無線機に使用した例がヒットしません。
かろうじて、赤(V)黒(GND)緑(E1)白(E2)という記載を見つけました。
そこで、赤に電源の5V、黒にGNDを接続して、E1(緑)とE2(白)をオシロスコープに接続して、エンコーダを回転させ、波形を観察しました。
仕様どおりの出力が得られました。そこで、STM32duinoに接続してテストを行いました。
回路図です。
スケッチです。機械式ロータリーエンコーダのテストに使ったものと同じです。
このスケッチで、問題なく動作しました。
この光学式ロータリーエンコーダをトランシーバに使いたいと思います。