Quantcast
Channel: JH7UBCブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 440

光学式ロータリーエンコーダ

$
0
0
 今製作中の7MHz CW トランシーバに使おうと思い、光学式ロータリーエンコーダを購入しました。

 日本電産コパルのRES20D50-201-1です。

イメージ 1

 直径2cmと小さいものですが、非常にスムーズに回しやすく、無線機やゲーム機に使われている定番の光学式ロータリーエンコーダです。

 メーカーのカタログによれば、仕様は次のとおりです。

 電源電圧 DC5V
 電源電流 最大50mA
 出力波形 矩形波
 出力相  A,B
 分解能  50 P/R
 A,B位相差 90°±45°
 最大応答周波数 200Hz
 出力信号 1(High) +4.5V minimum
        0(Low) -0.5V maxmum
 光源 LED

 赤、緑、白、黒の4本のリード線が出ていますが、これについては、説明がありません。

 Web上で、調べてみても、ゲーム機に使用した例はあるものの、無線機に使用した例がヒットしません。

 かろうじて、赤(V)黒(GND)緑(E1)白(E2)という記載を見つけました。

 そこで、赤に電源の5V、黒にGNDを接続して、E1(緑)とE2(白)をオシロスコープに接続して、エンコーダを回転させ、波形を観察しました。

イメージ 2

 仕様どおりの出力が得られました。そこで、STM32duinoに接続してテストを行いました。

 回路図です。
イメージ 3

 スケッチです。機械式ロータリーエンコーダのテストに使ったものと同じです。

イメージ 4

 このスケッチで、問題なく動作しました。

 この光学式ロータリーエンコーダをトランシーバに使いたいと思います。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 440

Trending Articles