「あちゃんでいいの」が完成しましたので、パソコンと接続して、スケッチを書き込んでみます。
パソコンと「あちゃんでいいの」を接続するためには、USBシリアル変換インターフェースが必要です。
手持ちのFT232RL(秋月電子で販売)を使って実験をしました。(FT234というUSBシリアル変換モジュールも持っていますが、DTRがないので、ここでは使えません)
「あちゃんでいいの」からは、インターフェース用のピンヘッダ(5P)が出ていますので、次のように接続します。
あちゃんでいいの FT232RL
TX RXD
RX TXD
5V Vcc
GND GND
RST DTR
回路図で描くと次のようになります。
接続ケーブルを作り、ブレッドボードを使って実験しました。USBシリアル変換ケーブルを接続するとPOWER表示用の赤いLEDが点灯します。
ツール→マイコンボード→Arduino Unoを選びます。
ツール→シリアルポートで、FT232RLが接続されているポートが表示されます。(事前にFT232RLのドライバがインストールされている必要があります。これは、FTDI社のサイトからダウンロードできます)
ファイル→スケッチの例→01.BasicにあるBlinkというスケッチ(いわゆるLチカです)を開き、「あちゃんでいいの」にコンパイル、書き込みを行います。
D13に接続されている緑のLEDが点滅を繰り返し、書き込みが完了します。
書き込みが終わるとリセットがかかり、緑のLEDが一定時間間隔で点滅しました。書き込みが問題なくできました。
ただ、このままの姿ではいかにも使いにくいです。また、ブレッドボードにこのままでは、ささりません。(aitendoのHPに紹介されているようにブレッドボード2枚を使いまたぐようにすれば使えます)
試作に使うにしても、基板に組み込むにしても工夫が必要です。
とりあえず、FT232RLと簡単に接続できるように改良しようと思います。