製作中のダイレクトコンバージョン受信機に使うオーディオピークフィルタの実験をしました。
CW用オーディオピークフィルタの実験は、以前に行い、記事はこのブログのここにあります。
今回は、以前に実験したものとキャリブレーションの回路の双方の特性を比較してみました。
回路図です。Aが以前の回路、Bがキャリブレーションの回路です。
ピーク周波数とQ値は、大川電子設計のサイトで計算しています。オペアンプは、例によってLM358を使いました。
AとBの周波数特性です。Aのピーク周波数が少しずれていますが、確かにBの方がとがっています。つまりQ値が高いです。
ピーク周波数付近を詳しく見ます。
Aの周波数特性です。-3dBで見ると約70Hzの幅があります。
CW受信に特化した受信機として考え、 ダイレクトコンバージョン受信機のIQ信号+オールパスフィルタ+加算器の後にこのピークフィルタ(B)を通して、VFOを7.000000MHzにして、周波数特性をとってみました。
明日、受信実験をしてみたいと思いますが、ピークが鋭すぎすような気がします。
受信は、良いとして、実際の交信では、ピークの幅がもう少し広い方が交信しやすいと思います。
さて、どんな感じで受信できるでしょうか?