今まで改造または製作した受信関係のユニットを接続して、受信部の調整と受信テストを行いました。
自作のAD9850DDS SGの出力ボリュームを最小にして、更に-20dBのアッテネータを入れ、アンテナ端子に入力しました。
IC-756PROでは、この状態でSメータが1~2程度振れます。
7.000000MHzを発生させ、VXOの一番低い周波数で、受信できるようにVXOコイルを調整しました。
受信音を聞きながら、コイルのコアを調節して最大になるように調整。
耳Sでは、55くらいに聞こえます。
受信範囲は、7.000MHz~7.030MHzでCWバンドをカバーしています。
RITつまみを回すと約±500Hz受信周波数を変化させることができます。
受信部が問題なく動作するようなので、実際に7MHzのアンテナに接続して受信してみました。
アンテナ切り替え器でIC-756PROと切り替えながら聞いてみました。
756PROで599の信号は、割れんばかりに受信できます。519の信号も問題なく受信できます。
AS40の受信部は問題なく動作しています。また、クリスタルフィルタの選択度も良く、十分です。
コンテストの時のように隣接して強力な信号がある場合を除けば、十分実用になると感じました。
次は、送信部の改造、製作に進みます。まずCWジェネレータを作ります。